Webサイト制作で、サイトツリーのサムネイルってけっこうニーズがあると思います。ここでは、ローカル(PC)環境でサムネイルを作成する方法を紹介。
本当はGDなどでサーバ上で作りたいところですが、どうもCUIでは無理なような話ばかりだし、すでにフリーで存在するASPなどもけっこう時間がかかったりするので、更新性の高くないサイトであれば、ローカルでも充分ではないか?という発想で。
さて、説明です。
CrenaHtml2jpgというフリーウェアを使います。
GUI版もシンプルですが、コマンドラインにも対応しているし、縦方向の成り行きもキャプチャしてくれるスグレモノです。
補足:縦方向を固定させる(途中で切れるが)ことも可能です
DOSで外部ファイル(CSV)を読み込んでバッチ処理を応用して、サムネイル作成したいURL一覧をテキストファイル[url.txt]で用意します。
CrenaHtml2jpgの自動ファイル名を使うならそれでも良いですが、
メンドクサイようでも先に決めておけば、管理がラクになる。
◆url.txt
1カラム目をサムネイル取得したいURL、2カラム目をサムネイルのファイル名とした半角スペース区切りのCSVを作成。
(ファイル名が重複しないように注意!)
ローカル環境でWebサイトを作成している場合などは、ディレクトリパス付きでサムネイルのファイル名を指定しておけば、
コンテンツ(HTMLファイル)と同じ階層に保存することも可能です。
※その場合は ” (ダブルクォート)で囲っておくのが良いと思います。
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http://www.yahoo.co.jp/ yahoo.jpg http://www.google.co.jp/ google.jpg |
◆getCapture.bat
url.txtを1行ずつ読み込んでは、crenahtml2jpg.batにパラメータ渡しします。
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FOR /F "eol=# tokens=1,2" %%a in (url.txt) do CrenaHtml2jpg.bat "%%a" "%%b" |
◆crenahtml2jpg.bat
crenahtml2jpg.bat “http://www.yahoo.co.jp/” yahoo.jpg
のように実行することで、yahoo.jpgが生成されます。
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set TARGET_URL=%1 set OUTPUTFILE=%2 set CAPTUREBODY=capture set CAPTUREEXT=.jpg CrenaHtml2jpg.exe -o%CAPTUREBODY%%CAPTUREEXT% -fjpeg -w800x600 -s400x300 -q92 -t25 -p -u%TARGET_URL% rename %CAPTUREBODY%%CAPTUREEXT% %OUTPUTFILE% |
これらの準備ができたら、getCapture.bat をダブルクリックするだけ。
「ドカーン」とはいかず、けっこう時間はかかりますが、放置しておけばそのうちできあがります。
※500枚くらい作る必要があったときは、これで凌げました(^^
この次のステップとしては、サムネイルツリー化ですね。
One comment
これはすごい便利そうですね〜。
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