◆[数式]数式の限界を超える
大げさなようだが、長年実現できないと思っていた「最終更新日」をエクセルの数式で実現する方法です。

コロンブスの卵な、しごくシンプルな発想(対策)ですが、VBAを使わず、ここまで数式で実現できたことに、自称「数式マスター」の自信が深まりました(^^;

ちなみに、Webで検索してみても、VBAでは可能なことはわかっていますが、セキュリティ警告があったりしますし、「VBAって何?」という人にはやっぱりオススメできません。

ブック(ファイル)の数式計算方法を変更します。

「ツール」→「オプション」→「計算方法」タブを表示します。
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「計算方法」タブで
「手動」
「保存前に再計算」
をチェックし、OK。
excele69c80e7b582e69bb4e696b0e697a5e4bb9802

最終更新日を入れたい箇所に
=NOW()
の式を入れます。
excele69c80e7b582e69bb4e696b0e697a5e4bb9803
◆注意点
1.設定はブック(ファイル)ごと
計算方法の設定は、ブック(ファイル)ごとに計算方法を手動にする必要があります。

2.挙動の変化
当然ですが、すでにA3セルに
=SUM(A1,A2)
という式が入っていた場合に、A1 or A2セルの値を変更しても、A3の表示結果は反映されません。
上書き保存のタイミングか、式が入っているA3セルを一旦編集モード(F2 or ダブルクリック等)にして、抜けた(ESCキー以外)場合に反映されます。

過去のエクセルTIPS

Vol.5
◆[数式]VLOOKUPの限界を超える

Vol.4
◆[便利]セルの名前付け

Vol.3
◆[ショートカット]特定セルを参照しているセルの検索

Vol.2
◆[ショートカット]セル参照形式の変更

Vol.1
◆[マクロ]マウスクリックでセルに着色
◆[ショートカット]プルダウンの選択
◆[ショートカット]シートの追加
◆[ショートカット]列、行の一括選択
◆[ショートカット]ブックの切り替え、シートの移動
◆[ショートカット]セル編集モード
◆[ショートカット]直前操作の繰り返し
◆[ショートカット]セルの書式設定
◆[ショートカット]本日日付の入力
◆[書式]文字列+数字+文字列から数字のみを取り出す方法
◆[書式]日付データを曜日や元号表示する方法
◆[数式]年齢を計算する方法
◆[数式]ファイル名/シート名を取得する方法
◆[数式]セルの型を判別する方法