スキマ的プラグインの「Niche Patch」(ニッチパッチと読んでください)で、Webサーバの設定(ApacheだとOptionsディレクティブのIndexes機能を無効にできない)によっては、プラグインディレクトリ(通常ではwp-content/plugins/)配下が見えてしまうことに対応しました。

※それに気付いたら手動でブランクのindex.htmlをアップロードしておけば済むだけの話ですが・・・

また、Niche Patchコーディング実装が甘く、includeパスに問題があり、比較的多く利用されているテーマ「wp.Vicuna Ext.」とのバッティング等の不具合がありましたので、合わせて対応しました。

使い方

  1. niche-patch.0.40.zipをダウンロード
    (最新版はhttp://typista.it-creates.com/wp-content/uploads/niche-patch.zip)
  2. プラグインディレクトリに解凍
  3. ダッシュボードからアクティベート
  4. ONにしたい機能は「ダッシュボード」→「設定」→「Niche Patch Plugin」から。

以上で、プラグインディレクトリ(通常ではwp-content/plugins/)配下にindex.htmlまたはindex.phpが存在しない場合に、ブランクのindex.htmlを作成することが可能です。

その他、バージョン非表示機能、投稿&ページの作成画面で、一番下に「スラッグ」を表示する機能、投稿タイムスタンプのチェック機能、カテゴリー未選択 or 未分類のチェック機能などを追加することができます。

制限事項

投稿タイムスタンプのチェックは、ページの場合に動作しません。(今後調査します)
「保存」「公開」ボタンのonclickイベントを利用していますが、他プラグインとの競合は未検証です。(こちらも追って、調査していきます)
なお、本来はonclickイベントへのハンドラ登録ではなく、リスナー登録のほうが美しいようですが、チェックNGの場合にPOST処理を中断する手段の実装にひと手間、ふた手間かかりそうなので、現状はonclickハンドラがすでに登録済みの場合のみ、当ニッチパッチハンドラ実行後(さらにいうと結果がtrueの場合)にコールするようにしています。

改修履歴

[v.0.40]2008.11.17

  1. プラグインディレクトリを隠蔽するためにindex.html生成機能追加
  2. Niche Patchプラグインのinclude記述のあいまいさを修正

今後の対応

プラグインの配布方法、とくにバージョンアップ時の通知方法を調べる。
その他、思いつきでニッチにふさわしいパッチがあれば、プラグイン実装していく。
日本語決め打ちではなく、多国語対応方法も気長に調べていきたい。
SPaiS WordPress プラグインの作り方(3) ステップ1:翻訳の仕組み